業務紹介

土壌生物

土壌生物とは?

土壌動物は普段、目にする機会が少ない微小で地味な生物です。しかし、それらの多くは有機物の分解者として大きな役割を担っており、生態系の根底をなす生物群とも言えます。その群集構造は植生の変化による水平方向の環境勾配だけでなく、地表からの深度の変化によってもダイナミックに変化する点で、環境の指標性が高く認められています。

ハンドソーティング

採取した土壌をいくつかの網目の異なるふるいにかけ、視認により標本を採取する方法です。ヤスデやワラジムシなどの比較的大型の土壌動物を対象とします。

ツルグレン装置

日照や高温、乾燥を嫌う土壌動物の習性を利用した採集装置で、採取した土壌を漏斗に入れ、上部から照明を当てることで、土壌中に生息している生物を漏斗下のサンプル瓶へ誘導します。視認による確認が困難なトビムシやアザミウマなどの微小動物の採取に有効です。

ベールマン装置

クマムシやウズムシなどの湿性環境に生息する小動物の採取を目的とする場合、ツルグレン装置では土壌サンプル内の生物は乾燥に耐えかねて死亡、または活動が休止してしまい,標本の採取が困難となります。この問題を解消するため、ベールマン装置では土壌サンプルを入れた漏斗内を水で浸し、上部から照明を当てます。照明を嫌って漏斗の細管部へ移動した生物を水と共に採取します。

  • ベールマン装置

    ベールマン装置

  • クマムシ

    クマムシ

  • センチュウ

    センチュウ

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